Message
ファッション、グラフィック、プロダクト、ブランドなど様々なデザインの現場を見てきた中で、共通して行われていることは価値を探すことだと感じます。日常に美しさを取り入れたいという、ある意味とても単純な思いが私をインテリアデザインの世界へと導きました。一方で、私が空間をつくることに魅力を感じるのは、空間の価値は、その美的価値や機能性だけにあるのではなく、その場に宿る空気感や、そこに集う人々の体験、そして時間とともにその空間に残る記憶の痕跡にさえ宿るように思うからです。
日常の余白に、心地よさや驚きを五感を通して感じられるような空間をつくっていきたいと思っています。京都には、そうした空間のインスピレーションを与えてくれる場所がたくさんあると思うので、これからそれらを発見していくことが楽しみです。