八島デザイン事務所を2009年に創立した私、八島紀明(やしまとしあき)は、ハワイ州立高校を卒業後、日本へ帰国し、法政大学で法学を学びました。デザイナーを志す30才までの間、ツアーコンダクター、ウエイター、バーテンダー、ホテルマン、土方、トラックやバイク便の運転手、ビル清掃など、多くの職歴を得て、20代の後半、サイン(情報)デザインの存在を知り、デザイナーになることを志しました。海外に暮らした時期、言葉を理解できなかった苦い経験がサイン(情報)デザインを志したきっかけになっています。八島デザイン事務所を開業してからは、単に綺麗なデザインを行うのではなく、弁護士や町医者のような気持ちで、クライアントや設計者、デザイナー達に寄り添い手助けするような気持ちで日々の業務を行うことを心がけております。
実際の業務では、協働者の想いや、土地の地形や歴史、周辺環境に配慮し、その場所に訪れる人々や言葉を理解できない外国人などが、必要な情報を適宜理解し、スムースで快適に過ごせ、多くの人がその場所に愛着を抱けるような環境作りを目指しております。